とみげー部員の作文

こんばんは。スグルです。

 

さて先日YahooがGoogleの検索エンジンを再び採用し、またGoogle会長も検索という行為自体が必要なくなるであろうと述べています。

これって実は私たちの両親、おじさん、おばさん、おじいさんやおばあさん等の年配者にとってはとても良い時代になるのではと私はとても期待しています。

 

03030.gif先日私が両親にiPadを送ったお話はここでも書きましたが、やっぱりこの年代の人たちの一番のネックは「キーボードが打てない」なんですね。どう教えても打てないんですよ。ていうかパソコンと聞いただけで恐怖感、抵抗感を感じてしまって、覚える気にもならないんだと思います。実際この世代でパソコンを有効活用している人たちは、町内会のパソコン教室とかに通っているいわゆる「パソコンに興味を持ってる」人たちで、それ以外の人たちはパソコンを必要としない、必要と感じない人たちだと思うんです。こんな人たちにパソコンやiPadを買ってあげても、必要に迫られる場面が無いからもちろん覚えないし、使いもしないんです。

 

でも「検索」という行為はしたいらしく、ちょっと気になる温泉とかを調べてくれと頼まれたりするのですが、自分はキーボードが打てないから自分では検索できないんですね。実はこれが現在のパソコン、WEBの最大のハードルなんだと思います。

 

iPadがタッチという人間の手を主体としたインターフェースになって、マウスの概念を理解しがたい年配者にとってぐっとハードルは下がりました。しかし、検索という行為を行うには何らかの形で文字を入力してあげないといけないのだけれど、ここは依然として旧式のままなんですね。もちろん音声検索も教えてあげました。こちらの方がやりやすいらしいのですが、いかんせんバックグランドの話し声をひろってしまうこと、声量の問題、タイミングの問題や精度の問題もあってなかなかピンポイントな検索はできません。検索というものの限界な様な気がします。

 

そこでTwitterやFacebookといったソーシャルメディアですよ。私もソーシャルメディアという概念をあまり詳しく知らないのですが、いまのところは「みんなの話題、おすすめが簡単な手順で向こうからやってくるメディア」と簡単に認識しています。

 

名称未設定-1.gif「検索」という行為は能動的にアクションを起こさなければ何も結果を得られませんが、Twitter等のソーシャルメディアは受動的に情報が入ってくる、そう、ご年配の方々が長年親しんできたテレビやラジオにとてもよく似てるんです。違うのは双方向にコミュニケーションができること。この機能は年配者には必要ないかもしれませんが、「情報が、しかも自分の興味のあるモノだけ自動的に入ってくる」というのは年配者にとってとてもありがたい事なのだと思います。テレビのチャンネルも自分の観たい番組は観るけど、興味のない番組は観ないですしね。テレビでは裏番組を観る機会ってあまり無いですが、WEBは観たいときにいつでも観られるのがメリットですよね。この辺の面白さを感じてもらえれば年配者のパソコンユーザーも増えるんじゃないでしょうか?

 

もちろん検索はなくなりませんよ。この2つの連携で検索という行為を意識しないで検索されているというのが理想なのではないでしょうか?

 

最近のWEBの良いところはシンプルな方向に進んでいること、もちろん技術の向上で裏側は複雑化していますが、見た目やデザイン、インターフェースはシンプルなモノが流行していて、とても欲している情報にたどり着きやすくなっています。カッコイイだけのFullFlashや文字の小さいデザイナーズサイトが横行した数年前を考えると、すごく良い方向に向かっている、そんな気がします。

 

我々WEB屋も、それを動かすハード屋も、機能やスペックの向上も必要ですが、ひとつ年配者にやさしいものづくりを考えていきましょうよ。だって、両親やおじいさん、おばあさんたちと「今日のExciteのあの記事面白かったの~~」「そうだねーおじいちゃん」とか会話する事ができたら、それこそ素晴らしい世の中ではないでしょうか?

 

関連リンク:年配者とiPad

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